
代表が思いのまま記載するコラム

「働くということは、どんなことなのか?」
コラムNO.2
働くということの意味をみなさんも何度か考えたことがあると思います。人それぞれの考え方がありますが、なかなかこれといった結論付けられるものではないと思います。
今回は少し面白い寓話がありますので紹介します。
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地中海に面したある国で、教会を作っている3人の石工が仕事をしていました。1人の老人が通りかかり、3人の石工に「何をしているんだね」と聞きました。
一人目の男は「これで食べている」と答え、二人目の男は「国で一番腕のいい石工の仕事をしている」と答え、3人目は目を輝かせて「教会を建てている」と答えました。
これだけの話ですが、この答えの中にそれぞれの人生観が含まれていると思います。
● 第一の男は、仕事に何を求めているかを自分なりに知っており、報酬に見合うだけの仕事をするでしょう。しかし、管理者にも経営者にもなれないし、本人にもその気はないでしょう。
● 第二の男は専門職です。自分の仕事の守備範囲を持っており、その中のことであれば責任と誇りをもっているでしょう。
● 第三の男は、絶えず仕事に意義や目的を求めていると思われます。経営者やリーダーとしての素養が充分にある人です。
みんながどのような動機で仕事をし、あるいはしようとしているか、その心の中は誰にもわかりません。でも、その行ないや発言を聞いていると本音がわかるものです。
● 今やっている仕事の中に世界観や人生観を作り上げていきたいものです。また、そうした仕事に従事しなければ、自らの潜在能力を引き出すことは困難だろうと思います。
「仕事は楽しい」「挑戦することに生きがいを感じる」「今の仕事がライフワークだ」と思える人は、今すでに成功の過程にいる人だと思います。
皆さんは第○のタイプですか?
コラム編集長 有松勝美
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